LastUpdate April 9,2004

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2004年4月号

 新城の桜淵の桜も満開!
 いよいよ四月下旬から我が家の茶摘がはじまります。
 今年も二月から新茶摘み取りの準備を進めてまいりました。
 肥料まき、霜よけネット張り、霜よけスプリンクラーの設置、草取り、春ならし(茶の木を綺麗に整える)などなど。。
 そうそう、昨年植えた茶の木の苗が、夏の降りすぎた雨で100本以上も枯れてしまい、植えなおすという作業もありました。
 あと、10日もすれば、茶畑も柔らかなグリーン色に染まるかな。。10ヶ月世話をしてきたお茶が、たった一回の霜で新芽をだめにされてしまわぬよう。。祈るばかりです。
 (4/6記)
写真1.黄色い防霜ネット(4/4撮影)
写真2.新茶の様子(4/4撮影)


2003年12月号

写真1.一番茶の刈り取り(5/4撮影)
 ハッと気がつけば、2003年もあとわずか!皆様、お元気でみえましたか?
 申し訳ありません。茶園奮闘記、奥三河弁講座、なんと春以降ずーとお休みでした。
 その間、どうしたの?の声をあちこちで、頂きました。本当にすみません!
 一番茶の刈り取り時期(5/18)、茶の納品途中に、交通事故に巻き込まれ、ずーと休んでおりました。
 HP担当の高3の娘ともどもの事故でしたので、原稿を書く事もできず、今日まで来てしまいました。
 皆様には、納品が遅れるなどの、ご迷惑やら、ご心配をおかけいたしました。
 12月も終りに近づき、やっといつもどうりの元気!が戻ってまいりましたので、お詫び方々、1年間の御礼を申し上げます。
 今年1年、白井茶園をご利用頂いた皆様、お力ぞえを頂いた皆様、ありがとうございました。
 皆様のおかげで、無事に本年を終えることが出来そうです。
 迎え来る2004年が皆様にとって、明るく希望にあふれた年でありますことを、心よりお祈り申し上げます。
 (12/19記)
写真2.二番茶の刈り取り(6/29撮影)
写真3.二番茶の刈り取り(6/29撮影)


2003年4月号(2)

写真1
写真2
 今年は新茶準備のほかに、新しい苗の植付け作業がありました。
 冬の間に古い茶の木を片付けた畑にいよいよ新苗を植える準備です。
 まず、茶畑の排水の為の暗渠を堀りました。(写真@)
 この排水路の中に暗渠用の資材入れていきます。(写真A)
 作業途中で、45年程前、父が作った暗渠が出てきて,感激でしばし作業を休めてしまいました。ショベルカーなどなかった時代、自分の背丈ほど掘り進み,暗渠の資材として,山から木々の枝を運び出し束ね、それを並べて作ったものと思われます
 冬の寒い時にもくもくと作業を続けただろう父を想い、改めて感謝!でした。暗渠作業のついでに、畑回りの配水管の陥没した所を直し,ショベルカーでもう1度畑をならして次にトラクターでならします(ショベルカー,トラクターは近所の方にお借りしました)。この段階で随分畑らしくなります。
 次に畑全体に肥料を蒔き、備中でならしていきます。(うーん、畑に戻ってきた。)
 昨年の秋、挿し木用に準備しておいた苗を運び、子供たちも参加でみんなで苗を植えました。(写真B)
 そのあと、やさしく水やりをし、昨年の夏に刈り取っておいた草を車で運び、敷き藁にしました。
 まだまだ小さな茶の苗木、大事に大事に育てていきたいと思っています。(写真C)
 (4/14記)
写真3
写真4


2003年4月号(1)

写真1
写真2
 三月から四月にかけて,新茶摘み取りの為の準備がいろいろ。ご紹介します。
 まず、防霜準備。
 我が家は防霜ファン(写真Bの2本の電柱様のもの),スプリンクラー、防霜ネット、の三つを使います。ファンはセンサー付きで,セットした温度になると夜中でもブーンと回りだします。(ご近所の皆様、ご迷惑をおかけしてすみません)
 スプリンクラー(写真@)は,大事にしまってあるので、三月ごろにゴソゴソと設置します。ポンプで川から水をもらい、試運転。(写真A)
 畑のあちこちに設置されたスプリンクラーが一斉に水を出しながら回り出す・・のはずなのですが、水の出ないものが続出!なんとスプリンクラーの先端に杉の実が詰まるのです。川から水をもらう時にゴミが入らないように、目の細かいネットをかぶせてあるのになぜ?
 防霜ネットは茶の木の両側に棒を立て、30mほどに切ったネットをかぶせていきます。棒とネットをピンチで留めて出来あがり。
 簡単そうですが、強い風が吹くと棒さら空に舞い上がり、凧のようになることもあるので,畑の見まわりはかかせません。
 肥料まき、環境に優しい有機主体の肥料を「おいしいお茶になあれ」の願いをこめてまきました。
 畑回りの草取り
 森の中の畑のゴミよけ。(詳しい事は三月号を読んで).こうやってかぶせておけば,新芽の成長をゴミが邪魔することもありません。(写真BC)
 今年はもう一つ。新しい苗の植付け。がありましたがページがないのでパート2で。
 (4/12記)
写真3
写真4


2003年3月号

写真1
写真2
 新城の桃のつぼみがふくらみ始めると、我が家の仕事も新茶にむけて忙しくなってきます。2月号さぼったな、なんて言わないで下さいよ。ずっと仕事が続いていたので、どこできりにしようかと思っていたら3月になっちゃったんです!
 まず写真@。1月号でショベルカーでこいだお茶の木をかたづけました。薪になるものは所定の位置に、それ以外はそれなりに・・。
 写真A。新茶がおいしくなるように、有機100%の肥料まき。今回の肥料は一袋15〜20kgのものでしたが、一人で600kgまくと「仕事した!」って気がします(まだまだだね、なんて言わないで)。
 写真BC。茶畑のごみひろい。この畑は森の中にあり、減農薬栽培に適しているのですが、風がふくとこの通り、いろんな木の葉が茶の上にのってしまいます。まわりの木はおよそ「他人」のものなので切ることもできず、こうやって竹ほうきではいていきます。新芽が出てからはこんな乱暴なことはできませんが、今はほうきではきおろし、残りを手で拾います。ああ、6月にはこの畑でおもしろい現象が見られますよ。お楽しみに。
 写真はありませんが、2月ごろから畑の草取り。つくしをみつけましたよ!嬉しくて写真を撮ったのですがピンぼけでだめでした。残念。
 (3/11記)
写真3
写真4


2003年1月号

写真1
写真2
 2003年が明けました!と思ったらもう大変です。
 いつもの年なら「アルバイトのおじさん、おばさん」をしている季節の私達ですが、今年は先月同様うちで働いています。植えてから35年ほど経った茶の木をこいで、春には新しい苗木を植えることにしました。
 まず、中刈機(写真1)という2人用の機械で緑色の茶の木を丸坊主にします(写真2)。次にショベルカーで茶の木を引き抜いていきます(写真3)。
 写真の奥のほうにまだ緑色の木がありますが、一度に全て植え替えるのはとても大変なので、また来年?にしましょう。そうそう、木をこいだついでに、畑の水はけもしなくては!(35年前に水はけ工事をしたはずなのですが、最近変なところから水が出てくるもんだから)
 ところで、白井茶園の主はショベルカーも操作できます。すごいもんだと思うのは私だけでしょうか。
 (1/28記)
写真3


2002年12月号

 12月に入りました。北風ピュウピュウの日は今年は少ないと思っていたのですが、先週は東京で雪が降ったりしましたね。
 さて、こんな時期は農閑期という事で例年でしたら夫婦共々アルバイトに出かける季節なのですが今年は仕事がある!
 秋に入る頃だったかなあ、うれしそうに箱を抱えて帰ってきたパパさん、中身はチェーンソー。
 「冬になったら、木を切るぞ」で、今切ってますよ。茶畑のまわりに植えてある木を。
 植えた時は風よけでいいかなあ、と思っていたのですが年々大きくなり、風が吹くたびハラハラと葉が舞い茶の木の上に乗り、新芽の成長を妨げ、枝が込み合い必要な風も通さなくなり、ジャマ!というわけで、ただいま木を切っています。
 我が家のお風呂は、灯油と薪で沸かすので切られた木は「薪」となりいつか来る出番を待っています。
 (12/18記)


2002年11月号(2)

 9月から始まった秋整枝(あきせいし)も、いよいよ仕上げに入ってきました。(いつのまにか寒いヨ)
 伸びていたお茶の枝を綺麗に整えていくのは気持ちの良いものですが、またまたハプニングが起こってしまいました。
 森の中の茶園は極力農薬をかけないようにしたいと思っているので茶の木に虫が来るのですが、その虫を食べようとクモが来るのです。茶ナラシ機で茶の枝を刈りながら進むと、そのクモが一斉に糸を吐いて飛び上がります。その数は数百(!)。小さな小さなクモ(数ミリ)でじっと目を凝らさないとクモの糸が見えないくらいです。その糸がバーコードの如く私の顔に張り付くのです。クモも予定外だと思いますが、両手でしっかりと機械を持って前進する私はそれをはらうことができず「・・・・・・。」
 もうひとつ。秋整枝をしているとカマキリが茶の木の上を歩いています。そのまま刈っていくと当然カマキリは。。。。
 心の優しい当園の農夫はポイっとカマキリをどかします。何をされたか理解できないカマキリは前足で威嚇しながらキョロキョロしています。カマキリも大事な益虫ですものね。
 それにしても減農薬というのは虫が嫌いではできないものだとつくづく思う今日この頃です。
 (11/12記)


2002年11月号(1)

 秋風が吹き始めたころ、秋整枝(あきせいし)の作業本番になります。
 読んで字の如し、茶の木を整えるのです。今年はいつまでも暑かったので去年より始まりが遅いようです。
 肥料をもらい、雨をもらい、太陽の光を浴びて茶の木は縦にも横にも伸びていきます。新茶摘み取りの時にきれいな新芽をとるために、今から茶の木を整えます。まず横に伸びた枝を「すそ刈り機」というタイヤのついたエンジン付きのこぎりのようなもので刈っていきます(ガソリンですが)。
 それがなかなか大変!
 いのししやあなぐまがミミズでも掘りにくるのでしょうか、ぼこぼこに掘りおこしてあるんです。落とし穴状態・・・。重い機械が穴にはまると・・出ない。(~曲~)
 まっすぐには歩けないし、であきらめて備中などで地面をならします。
 それからやっと秋整枝にたどりつきます。
 今、秋整枝の真っ最中! 15〜25cm刈り落とします(一度にはきれいに刈れないので、我が家では2、3回に分けて刈ります)。茶の木が整ってくると気持ちのいいものです。p(^-^)q
 来年の春、そろった芽が出てきますように。(^O^)


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